夢中になって繰り返し観た映画
2000年に映画化された、アメリカドラマ「チャーリーズエンジェル」。
私は当時高校生で、ご多分に漏れず、メチャクチャにハマりました。
DVDの特典映像はもちろん、副音声でのマックG監督の解説も、何度もリピートしました。
マックGは日本のサブカル好きとしても有名な監督。チャーリーズエンジェルでは、日本のお寺を持ち込んだパーティ会場で、相撲をパロったゲームをしながらフグの刺身を食べるシーンがあるんです。
あえて、いかにも「日本をよく知らないアメリカ人が作りました」的な、金ピカで嘘くさいジャパニーズスタイル。そこに流れるピチカートファイブ。
かっこよくて、大好きでした。
今回のカルパッチョスタイリングには断片的にチャーリーズエンジェルの世界観が入っています。
もはや断片ではなくダダ漏れな気もしますが、この<GOLD>を見て真っ先に浮かんだのがチャーリーズエンジェルのフグ。
一昔前かふた昔前の、海外(ことアメリカ)の映画で描かれるニッポンテイスト。
あのちょっとズレた感じ、かっこよくて好きなんですよね。
レオナルド・ディカプリオと渡辺謙が共演した「インセプション」。こちらでも同じような世界観が観られますね。こちらはシリアスなSF映画ですが。
こんな風に、映画からインスピレーションを受けたスタイリングをfoodに限らず、どんどんしていきたいです。
制作したビジュアルイメージ
GOLD backgroundは光沢感とテクスチャを絶妙にミックスしていて、お料理、アパレル、小物撮影に効果的なエッセンスを加えてくれます。90x90cmサイズのため、複数の被写体を並べて撮影できるサイズです。特にGOLDは撮影する角度とライティングによって表情が変わるため、様々なイメージを演出します。
Photograph:KYOSUKE YAMAUCHI(ONKOKENSHIN)
Styling:PERCOLATOR
使用した背景ボード:GOLD background