ちょっと欠けてるくらいが、ちょうどいい

「RUST」を使用してブイヤベースをスタイリングしました。

ブイヤベースはイタリアの漁師飯。

立派なお皿やピカピカのカトラリーを揃えるより、使い古した人々の生活や文化が滲んでいるような、古い器が一番しっくりくるような気がします。

田舎風の素朴な古い器や、これもまた古いカッティングボード、ナプキンにも色を入れず、スープのトマトや海老の赤を引き立たせるスタイリングをしてみました。

食材を綺麗にみせるため、それぞれの具材を一つ一つ煮込む。というやり方を撮影ではよくやりますが、今回はあえてまとめて煮込みました。

それも、このブイヤベースという「漁師飯」をスタイリングするには、そのくらい自然体がいいような気がしたからです。

溶けかけたジャガイモ、ジャガイモのデンプン質や煮込まれたトマト、ハーブの葉。

それらが絡み付いた海老やあさり。

文字に起こしているだけでも、口の中にじゅわぁ~っとスープの味の記憶が蘇ります。

お家で作るときも気をつけたいのは、白身魚は身がほろほろと崩れやすいので、早めにお鍋から取り出すということ。

仙台で、私が仲間と経営しているお店、soupでも、少し前に月替わりのメニューとしてブイヤベースを提供しましたが、とにかくお出汁が効いていて、ヒッタヒタにしみ込ませたパンが最高。

その月の人気メニューとなりました。

撮影用背景ボード おしゃれ 通販

写真はエスニックレシピのメニュー告知。料理研究家が新たなメニューを開発しWEBサイトやSNSで告知、さらにはレシピ本のカバーにも使用するという設定で撮影しました。背景ボードには錆をイメージしたRUST backgroundを使用。光沢感が少なくマットな質感のため使いやすい背景ボードです。錆といっても落ち着いたトーンの中に少し錆を感じる特殊塗装のため、こうした料理撮影にも違和感なく使えます。むしろ大人の雰囲気すら漂うイメージに仕上がります。

撮影方法はこちらhttps://photo-background.shop/academy/391

Photograph/KYOSUKE YAMAUCHI(ONKOKENSHIN)
Styling:PERCOLATOR

食事と花 ワードローブ

仙台市青葉区本町2-9-20 BIビル2F

「食事と花ワードローブ」のお店
オープン11:00〜18:00
(L.o.17:30)
定休日 水木